リクルートカードのETCは、選んだ国際ブランドによって費用が違います。JCBは発行時の手数料が無料ですが、使わない年には年会費がかかる場合があります。Visa・Mastercardは、最初に発行手数料を払えばETC年会費は無料です。
この記事の目次
発行手数料と年会費を分けて比較
| 費用 | JCB | Visa・Mastercard |
|---|---|---|
| 新規発行手数料 | 無料 | 1,650円(2026年10月16日以降の発券処理) |
| 初年度のETC年会費 | 無料 | 無料 |
| 2年目以降のETC年会費 | 550円(無料条件あり) | 無料 |
| カード本体の年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ETCカードはカード本体への追加申し込みが必要です。手元のクレジットカードをそのまま車載器に入れることはできません。
2026年10月の変更:Visa・Mastercardの発行会社である三菱UFJニコスは、MDC(旧MUFG・DC)の一般カードのETC新規発行費を、10月16日の発券処理分から1,650円(税込)に改定すると案内しています。申込日ではなく発券処理日が基準です。
これからVisa・MastercardのETCを発行する場合は1,650円を前提に、発行会社の改定案内と申込画面の費用を確認してください。JCBは発行会社と料金条件が異なります。変更日と例外を読む
出典:三菱UFJニコス:カード発行手数料の改定/三菱UFJニコス:ETCカードのサービス・年会費
この改定案内の確認日:
JCBは前年にETCの請求が1回あれば無料対象
リクルートカードのJCBでは、前年1年間に「ETCカードの請求が1回以上ある」または「ショッピングの請求が50万円以上ある」という条件に当てはまれば、ETC年会費が無料になります。
高速道路を毎年使う人は、ETCの請求で無料条件を満たしやすいでしょう。一方、車を手放した、帰省しなくなったなど、使わない年ができると条件を外れる場合があります。
判定は単にカレンダーの1月から12月ではありません。ETC入会月に応じた集計期間があり、利用日と請求のタイミングにも違いがあります。期限ぎりぎりの利用を当てにせず、公式の対象期間で確認してください。
3年間使う場合と、ずっと使わない場合の費用
新規発行から3年間保有し、下表の年会費条件が続くと仮定した例です。通行料金、再発行費、車載器の費用は含めません。Visa・Mastercardは発行時期を分けて比べます。
表は横にスクロールできます。
| 3年間の条件 | JCB | Visa・Mastercard:改定前に発券処理 | Visa・Mastercard:10月16日以降に発券処理 |
|---|---|---|---|
| 毎年JCBの無料条件を満たす | 0円 | 1,100円 | 1,650円 |
| 2年目・3年目ともJCBの無料条件を満たさない | 1,100円 | 1,100円 | 1,650円 |
JCBで2年目・3年目に550円ずつかかる場合は、合計1,100円です。一方、Visa・Mastercardの新規発行費は最初の1回の費用なので、1,650円を毎年加算する計算ではありません。発券処理の時期と、その後の利用予定を分けて比較しましょう。
通行料金のポイントとETCマイレージは別の制度
リクルートカードのETC利用では、対象の通行料金に1.2%分のリクルートポイントが貯まります。さらに、道路事業者のETCマイレージサービスは別途登録して利用する制度です。クレジットカードを作れば自動的に登録されるわけではありません。
カード会社のポイントは、カードの利用明細やポイント履歴で確認します。ETCマイレージは専用サービス側で確認します。同じ通行料金に関わる制度でも、ポイントの名前、使い道、手続き先が異なります。
出典:通行料金のポイント
出典:ETCマイレージサービス
急ぎで使うなら、カードが届く日も確認
クレジットカードの申し込みが済んでいても、ETCカードが旅行までに届くとは限りません。すでに本体を持っている場合は、発行会社の追加申し込み窓口から手続きします。Visa・Mastercardは三菱UFJニコス、JCBはJCBが窓口です。
届いたらカードの有効期限と、車載器が利用できる状態かを確認します。ETCマイレージに別のカードを登録していた場合、カード番号の変更手続きも必要です。発行費の安さだけで決めず、使う日までの準備も見込んでおきましょう。