TRIAとSlashを比べるときは、カードの年会費だけでは支払総額が分かりません。すでにUSDCを持っているか、日本円から用意するかでも費用が変わります。ここでは「カードを作る」「入金する」「買い物に使う」「残高を戻す」の順に、お金がかかる場所を整理します。
この記事の目次
まずは、カード代と入金する金額を分ける
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| 段階 | TRIA | Slash |
|---|---|---|
| カードの発行・維持 | プランと適用規約を申込画面で確認。国際版規約には発行費・年会費の記載あり | バーチャル20 USDC、物理通常70 USDC(β期間35 USDC)。初年度年会費無料、翌年以降20 USDC |
| 資産を用意する | 購入、交換、ブリッジなど利用する外部サービスの見積額 | USDCの購入・交換・送金元サービスの費用 |
| 入金・チャージ | 直接の入金サービス料と外部プロバイダー費用を分けて確認 | Slash側は無料。外部送金時のガス代は利用者負担 |
| 決済・残高の引き出し | 為替・国際取引・精算など、自分に適用される条件を確認 | カードからPrivy(Vision)ウォレットへの引き出しは無料。外部への送金費用とは別 |
カードに入れるUSDCは、発行費と同じ意味の「費用」ではありません。買い物に使う原資と、戻らない手数料を分けて記録してください。Slashのβ価格や利用できるプランは変更される場合があるため、最終的な金額は発行画面で確認します。
すでにUSDCを持っている場合も、ネットワークを確認する
外部ウォレットにUSDCがある場合は、そのUSDCがどのネットワーク上にあるかを確認します。銘柄名が同じでも、入金先が対応しないネットワークから送ると、意図した残高に反映されないおそれがあります。アプリに表示される入金先と対応ネットワークを基準にしてください。
Slashでは、外部からアプリの接続元ウォレットへ入金し、カード残高へチャージする流れが案内されています。Slash側のチャージ手数料は無料ですが、外部送金にはSOLのガス代がかかります。TRIAも外部の交換・送金経路による費用が変わるため、送る額と実際に受け取れる額の両方を見ます。
日本円から用意する場合は、受取USDCまでの総額で見る
日本円から始めるなら、資産の購入、必要な交換、対応ネットワークへの移動、カードへの入金を順に確認します。交換レートに含まれる価格差は「手数料0円」と表示されていても残ることがあるため、支払う日本円と受け取るUSDCを比べてください。
たとえば、購入・送金などに合計1,000円かかり、還元が600円相当だったという仮の例なら、還元だけでは400円分埋まりません。この数字はサービスの実測値ではなく、費用の数え方の例です。同じ日時、同じ原資、同じ受取額で見積もりを揃えない限り、どちらが安いかを固定の金額では言えません。
TRIAの規約上の上限を、そのまま実際の請求率にしない
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| 項目 | 記載上の上限 |
|---|---|
| 為替手数料(FX) | 3% |
| 国際取引手数料 | 1% |
| USDCでの精算・入金に関する手数料 | 1% |
これらは国際版規約の記載で、日本在住の全利用者に一律でその率がかかると確認できたものではありません。また、すべての上限を足した5%が、どの支払いにもかかるという意味でもありません。プラン、居住国、取引内容に適用される料金を、申込時の規約と決済・入金画面で確認します。
一方、ヘルプではTRIAが現在直接の入金サービス料を取らないことと、外部プロバイダー費用が変動することを説明しています。異なる説明を一つの固定手数料にまとめず、画面の最終見積額を優先して確認する必要があります。
使い残しを戻すときも、日本円までの費用は別
Slashのカード残高をPrivy(Vision)ウォレットへ戻す操作には、手数料と最低金額の制限がありません。ただし、引き出し処理中は一時的にカードが使えなくなります。買い物の直前より、しばらく使う予定がないときに行うほうが扱いやすい操作です。
そこから外部へ送金し、日本円に換えて銀行口座へ出す場合は、別の手続きと費用がかかります。TRIAのキャッシュバックもステーブルコインで受け取るため、日本円の現金が同額戻ると考えず、受取後の使い道まで含めて比べてください。TRIAの利用額別還元表とSlashの出金手順も掲載しています。