JGCとSFCはどちらを選ぶ?入会条件・家族年会費と2028年の変更を比較

JGCとSFCは、年会費やマイル還元だけで選ぶカードではありません。まず入会資格があり、そのうえで、いつもの路線や家族の使い方に合うかを考えます。JALは生涯実績のLSP、ANAはSFC入会資格と2028年からの決済額によるサービス区分を分けて見ると、比較しやすくなります。

この記事の目次
  1. 最初に比べたいのは、カードの色より入会資格
  2. 一般的な2枚なら、本人+家族1人で年5,115円の差
  3. 航空会社ラウンジとカードラウンジを分けて考える
  4. SFCの年間300万円は、旅行代だけで達成しようとしない
  5. 「ステイタスカード」という言葉には2つの意味がある
  6. 申し込み前に、この順番で確認

最初に比べたいのは、カードの色より入会資格

JGC・SFCの入会と継続の考え方
項目JAL JGCANA SFC
新規入会の主な資格通常の本会員入会は1,500LSP以上+対象JGC JALカードなどプラチナ・ダイヤモンド、またはANAグループ100万LTマイルなど
会員資格と買い物生涯実績のLSPに対象のショッピングマイルなども積算年間決済額だけでは新規入会できない
入会後に確認すること対象カードの継続保有・規約カード継続と、2028年以降のPLUS・LITE区分
カード発行所定の審査・手続きあり所定の審査・手続きあり

表は日本在住者が検討する際の主な条件です。家族会員や既存会員の移行は別の扱いがあります。資格を持たない人が、比較表の年会費だけを払って同じサービスを使えるわけではありません。

いま使っている路線が片方に偏っているなら、まずその航空会社の会員画面で実績を確認するのが近道です。普段使わない路線へ乗り換えてまで資格を追いかけると、交通費や時間の負担が大きくなります。

公式の案内:JAL:JGCの入会資格・年会費・資格更新 / ANA:SFCの申込条件・券種別の年会費

一般的な2枚なら、本人+家族1人で年5,115円の差

代表カードの基本年会費(税込・割引適用前)
持ち方JGC CLUB-A(JCB)SFC Visa一般
本会員1人11,000円11,275円
家族会員1人の追加11,000円5,610円
本会員+家族1人22,000円16,885円

本人だけならJGCのほうが275円低く、家族1人を追加するとSFCのほうが5,115円低い計算です。これは上記2枚の基本年会費だけの比較で、JGC・SFC全券種の最安比較ではありません。

マイルを多く貯める有料サービスも加えるなら、JGC CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアムは年4,950円、SFC Visa一般の2倍コースの移行手数料は年6,600円です。利用方法や交換先が違うため、費用を足しただけでどちらがお得かは決まりません。

家族会員として本人と別行動できることと、本人に同行してラウンジを利用することも違います。家族が単独で出張するか、いつも一緒に旅行するかを考えてから、家族カードが必要か判断しましょう。

公式の案内:JAL:JGCの入会資格・年会費・資格更新 / 三井住友カード:SFCの基本年会費と割引条件 / ANA:SFCの申込条件・券種別の年会費 / JAL:ショッピングマイル・プレミアム

航空会社ラウンジとカードラウンジを分けて考える

一般のゴールドカードで使う「カードラウンジ」と、JGC・SFCの資格で利用する航空会社ラウンジは別のサービスです。カードの券面が金色、年会費が高い、というだけではサクララウンジやANAラウンジを自由に使えるとは限りません。

JGCでは空港・運航便・同行者の条件を確認します。SFCは2028年4月からPLUS・LITEで扱いが分かれるため、今の特典をそのまま将来の比較欄に書き写すことはできません。

特に国際線で乗り継ぐ人は、ANA自身のラウンジなのか、スターアライアンスの提携ラウンジなのかを見ます。LITEで条件付きのANAラウンジ利用が残っても、スターアライアンス・ゴールドを維持するわけではありません。

公式の案内:JAL:ラウンジの利用方法 / ANA:2026年9月見直し後のSFC制度・FAQ

SFCの年間300万円は、旅行代だけで達成しようとしない

SFC PLUSの対象決済300万円を12カ月で割ると月25万円です。手持ちの家計簿から、カードで払っている生活費や家族分を確認し、対象外になる支払いを除いて考えます。

普段の支出で届かない場合、「あと何十万円使えば特典を維持できるか」だけを考えると、不要な買い物が増えがちです。LITEで残るサービスと自分の利用回数を比べ、必要なときに別の方法を使う費用も見ておきましょう。

JGCのLSPも同じで、ポイントを得るために利用しないサービスを契約すれば、年会費以外の固定費が増えます。使う予定のあるサービスで積み上げる、という順番で考えるのが現実的です。

SFCの対象決済・集計期間を確認する →

JGCのLSP積算と入会条件を確認する →

「ステイタスカード」という言葉には2つの意味がある

決済用のクレジットカードと、航空会社の会員資格を示すカードは分けて覚えておきましょう。JALの2027年1月末の発行終了は後者のステイタスカードについての案内です。

ANAもアプリのデジタルカードで資格を提示でき、プラスチック製ステイタスカード・ラウンジカードは年度ごとに申し込む扱いです。一方、ANAの決済用カードのロゴ表示変更は、2026年4月から順次行われています。

手元にクレジットカードがあるから提示はそれだけで十分、と考えず、搭乗前にアプリへログインして会員情報を表示できるか確かめておくと、空港で慌てずに済みます。

公式の案内:JAL:ステイタスカードの発行終了・受付期限 / ANA:ステイタスカード・ラウンジカードの発行案内 / ANA:券面表示・ラウンジ利用方法の変更

申し込み前に、この順番で確認

  1. よく乗る路線を決める。出発空港・便数・運賃から、実際に使いやすい航空会社を確認します。
  2. 自分の実績を見る。JALはLSP、ANAはプレミアムステイタスやLTマイルを会員画面で確認します。
  3. 家族を含めた費用を出す。カード年会費、マイル移行・追加サービス、家族カードを足します。
  4. 使う特典だけを数える。対象空港、同伴条件、利用回数、SFCの将来の区分を照合します。
  5. 資格を満たしてから手続きする。カード会社の審査と、航空会社側の入会手続きは別に確認します。

いま両方の資格がなく、旅行も年に数回なら、まず普通の航空系カードや手持ちのカードで十分な場合もあります。JGC・SFCを持つこと自体より、普段の移動が楽になるかどうかで考えてみてください。

JGC CLUB-AとSFC Visa一般のカード条件を並べて見る →

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出典と確認日

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