デポジット型を使えば、クレヒスを作れるのでしょうか。確認したいのは、そのカードの契約や支払いが信用情報に登録されるかどうかです。利用記録が残ることと、将来ほかのカードの審査に通ることを分けて説明します。
この記事の目次
クレヒスとは、契約や支払いの履歴を指す言葉
クレヒスは、クレジットヒストリーを略した言葉です。カードを何枚持っているかだけでなく、契約内容や支払いの記録を見るときに使われます。
CICでは、申し込み時に照会した情報、契約や支払状況の情報、利用中にカード会社が確認した記録などを扱っています。「信用情報を照会する」と「支払状況を登録する」は、同じ手続きではありません。
Nexus Cardでは、デポジットタイプの規約を確認できる
Nexus Cardの公式サイトには、デポジットタイプの会員規約が掲載されています。個人情報に関する条項では、CICへの提供対象として、申込・契約内容や、請求額・入金額・残高・支払状況などが挙げられています。保証金を預けることを理由に、信用情報と無関係なカードになるわけではありません。
同じ会社の商品でも規約が別になっている場合があります。通常のカードや別ブランドの説明を、そのままデポジット型にも当てはめず、申し込む商品の規約を選んで読みます。
ライフカードでは、会員規約と同意約款をあわせて読む
ライフカードは、会員規約と個人情報の取り扱いに関する同意約款を公開しています。同意約款には、信用情報機関が保有する情報の利用や、契約に関する情報の提供についての定めがあります。
読むときは、対象カード名、機関名、登録する情報、保有期間の順に確認します。申込画面に表示される規約が優先されるため、以前保存した資料と内容が違う場合は、現在の案内を確認してください。
利用実績ができても、審査通過の約束にはならない
「毎月使って払えば、半年後には一般カードに通る」といった期間や結果は保証できません。カード会社は独自の基準で審査し、信用情報はその判断材料の一つです。記録があることだけで、次の契約が決まるわけではありません。
クレヒスのために買い物を増やすより、もともと必要な支払いを、支払える範囲で管理するほうが家計を把握しやすくなります。保証金は通常の買い物代金に自動で充てるお金ではないため、毎月の請求に備える必要があります。
過去の記録が、新しいカードで置き換わるわけではない
本人開示では、保有期間内の過去の契約と、現在利用している契約の内容などを確認できます。新しいカードでの支払いと、以前の契約に関する記録は分けて考えてください。「新しい実績を作れば、過去の記録が消える」という説明は適切ではありません。
自己破産や債務整理の経験があり、今どのような内容が記録されているか知りたいときも、まず本人開示で確認する方法があります。保有期間の起点や対象は情報ごとに異なるため、経験した出来事の日付だけで、すべての記録が消える日を決めることはできません。
開示した内容に覚えがないときは、登録元を確認する
CICの開示で心当たりのない情報が見つかった場合、CICは登録元の会社へ問い合わせるよう案内しています。誤りが分かった場合は、登録元で訂正・削除を行う流れです。まず会社名や契約の内容を確認し、覚えがない点を整理します。
これは誤った情報を確認・訂正するための手続きです。審査に通るために、正しい記録を自由に消せるという意味ではありません。カード選びに戻るときは、デポジット型の審査と申込条件、保証金・費用の比較を順に確認できます。