デポジット型カードにも審査はある?保証金と発行条件の関係

デポジット型カードにも入会審査があり、保証金を用意すれば必ず発行されるわけではありません。申込資格、信用情報の扱い、発行までにかかる費用を、各社の公式情報から説明します。

この記事の目次
  1. 保証金は、審査を省くための料金ではない
  2. 「申し込める」と「発行される」を分けて読む
  3. ライフカードとNexus Card、申込条件はどう違う?
  4. デポジット型でも信用情報を確認する
  5. 自己破産・債務整理の経験だけでは、申込結果は分からない
  6. 保証金を預けた後も、毎月の支払いは必要
  7. 使いたい支払いに対応しているかも確認する

保証金は、審査を省くための料金ではない

デポジット型は、カード会社に保証金を預けて利用するクレジットカードです。カードの年会費や発行費とは異なり、保証金には返還の条件があります。金額を用意しただけで、申し込みが承認されたことにはなりません。

Nexus Cardの会員規約は、申し込んだ人のうち、会社が入会を認めた人を会員とする内容です。ライフカードの会員規約にも、会社が入会を認めることが定められています。商品ページで申込資格を満たしていても、その後の入会判断は別にあります。

出典:Nexus Card(デポジットタイプ)会員規約

出典:ライフカード:会員規約・個人情報の取り扱いに関する同意約款

「申し込める」と「発行される」を分けて読む

年齢、国内居住、連絡先などの申込資格は、申し込む前に確認できる条件です。一方、入会の可否は申し込み後にカード会社が判断します。比較サイトから、個人ごとの結果を予測することはできません。

ライフカードは、過去の延滞や審査に不安がある人にもデポジット型を案内しています。ただし、その案内を「過去に延滞があっても必ず発行される」という意味に読み替えることはできません。申し込みの際は、案内文だけでなく資格と規約もあわせて読みます。

出典:ライフカード:デポジット型の商品説明

ライフカードとNexus Card、申込条件はどう違う?

同じデポジット型でも、公式の案内には違いがあります。ライフカードは過去に延滞がある人にも案内する一方、Nexus Cardは申込資格に安定した収入を明記しています。「保証金を用意できるか」だけでなく、自分の状況に合う申込条件かを見てください。

表は左右にスクロールできます

カードの申込対象と、審査に不安がある場合の確認点
カード年齢・収入などの申込条件公式情報で分かる違い
ライフカード デポジット型日本国内に住む18歳以上で、電話連絡が可能な人。過去に延滞がある人、カードの審査に不安がある人にも公式に案内しています。

公式の説明:ライフカード:デポジット型を案内している人/ライフカード:デポジット型の申込資格

ライフカード デポジット型ゴールド日本国内に住む18歳以上で、電話連絡が可能な人。同じデポジット型の案内があります。ゴールドなら審査に通りやすい、という説明はありません。

公式の説明:ライフカード:デポジット型を案内している人/ライフカード:デポジット型の申込資格

Nexus Card18歳以上で、安定した収入がある人。保証金を預けるカードですが、安定収入の条件と所定の審査があります。

公式の説明:Nexus Card:申込資格・審査のFAQ

ライフカードの案内も、過去の延滞がある人全員の発行を約束するものではありません。現在の延滞や、債務整理の状況ごとに審査結果がどう変わるかまでは、この案内だけでは分かりません。

申込条件・審査の案内を確認した日:

デポジット型でも信用情報を確認する

Nexus Cardは、入会審査などの与信判断に信用情報を利用し、同意を得て情報を登録することを公表しています。保証金があるカードなら、過去の契約や支払いの情報は確認されない、と考えるのは誤りです。

どの情報機関に何が登録されるかは、商品に適用される同意条項で確認します。会社が加盟している機関名と、申し込む契約について実際に登録される情報は区別して読む必要があります。具体的な読み方は、デポジット型と信用情報の関係で説明しています。

出典:Nexus Card:指定信用情報機関

自己破産・債務整理の経験だけでは、申込結果は分からない

「自己破産から何年たてば必ず通る」「債務整理後ならこのカード」という結果を、当サイトでは案内していません。CICも、カード会社はそれぞれの審査基準で判断しており、CICでは否決の理由は分からないと説明しています。

登録内容が気になる場合は、本人による信用情報の開示で、契約内容や支払状況などを確認できます。開示は現在の記録を知るための手続きです。発行可否の事前審査ではなく、開示結果だけで申し込みの成否は決まりません。

出典:CIC:否決された理由を知りたいのですが?

出典:CIC:開示ではどんな情報を確認できますか?

保証金を預けた後も、毎月の支払いは必要

保証金を10万円預けて、買い物に2万円使った例で考えます。買い物代金を保証金から自動的に差し引いて、残り8万円を使い続ける仕組みとは異なります。ライフカードでは、利用代金は登録口座から別に支払います。

申し込む前には、預ける保証金、戻らない年会費などの費用、毎月の買い物代金を分けて用意できるか確認します。保証金を多くしても、毎月の支払いに使える手元のお金が増えるわけではありません。3枚の保証金と初年度費用も比べてみてください。

出典:ライフカード:デポジット型の商品説明

使いたい支払いに対応しているかも確認する

カードを持つ目的がETCなら、保証金の最低額だけで選ばないようにします。ネットの買い物に使うなら、利用先が対応する国際ブランドや支払い方法も確認が必要です。家計から出せる保証金と、使いたい機能の両方で候補を絞ると、申し込んだ後の行き違いを減らせます。

後払いが必要なのか、口座残高やチャージ残高の範囲で払えればよいのかも考えてみましょう。クレジット・デビット・プリペイドの違いから確認できます。どの種類でも、発行条件や利用できない支払いは商品ごとに異なります。

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出典と確認日

公式情報の確認日:。