申し込んだ後で借りる必要がなくなったら、手続きをどこまで進めたかを確認し、申込先へ取りやめを伝えます。申し込みのキャンセル、契約の解約、借りたお金の返済は別の手続きです。画面を閉じることや、アプリを削除することだけで終わったとは考えないようにしましょう。
申し込みを取り消すと、信用情報の照会記録も消えますか?
キャンセルと照会記録の削除は別です。CICの申込情報とJICCの申込みに関する情報は、照会日から6か月以内が保有・登録期間です。正しい記録をキャンセルだけで消す制度ではありません。
申込前・契約後・振込依頼後で手続きが違います。アコムの振込依頼は、口座に入金される前でも取り消せないと案内されています。
出典:CICの信用情報と保有期間。確認日は記事末尾に記載。
詳しい条件と手続きへこの記事の目次
まず「申し込み・契約・借入」のどこまで進んだか確認する
表は左右にスクロールできます
| 今の状態 | 確認する手続き |
|---|---|
| 申込フォームを送信し、審査や本人確認を待っている | 申し込みの取り下げを受け付ける窓口と、受付済みになったか |
| 契約内容への同意まで済んだが、借りていない | 契約が成立しているか、解約が必要か、未処理の振込依頼がないか |
| 振込依頼やATMでの借入まで済んだ | 返済額・返済方法・借入の処理状況と、契約を残すかどうか |
「審査結果が来た」と「契約が成立した」は同じ段階とは限りません。受信した案内、契約書、会員画面を確認します。判断できない場合は、申込日時と受付番号を手元に用意し、どの手続きが必要かを申込先へ尋ねてください。
会社ごとに申込・契約の流れが違うため、画面の最後に何を押したかだけで一律には決められません。申込先以外の比較サイトに個人情報を送っても、取り下げ手続きはできません。
アコムは、申し込みのキャンセルを電話で受け付ける
アコムの公式FAQは、申し込みのキャンセルを電話で受け付けると案内しています。公式FAQ内のコールセンター案内から連絡先を確認してください。Webで申し込んだから、キャンセルも同じフォームでできるとは限りません。
連絡時には「申し込みを取りやめたい」と伝え、申込先が求める本人確認に対応します。契約がすでに成立している場合は、その状態も含めて確認してもらいます。申込日時や受付番号が分かれば、該当する手続きを特定しやすくなります。
連絡した後は、受付状況と、さらに必要な手続きがあるかを確認しておきましょう。電話番号や受付時間は変わる場合があるため、このページに載せた固定番号からではなく、公式の案内を入口にしています。
振込での借入を依頼した後は、単なる申込取り下げと違う
アコムは、振込での借入について、口座へ着金する前でもキャンセルできないと案内しています。ローン自体の申込キャンセルができることと、実行を依頼した借入を撤回できることは別です。
間違えて振込を依頼したときは、口座にまだ入っていないからと放置せず、借入状況と返済方法を確認します。返す場合の精算額は、元金だけでなく利息や手数料の有無を含めて確認してください。自己判断で以前の振込先へ同額を戻すと、必要額や処理日が合わない場合があります。
他社の振込取消については、アコムと同じ条件だとは限りません。会員ページの案内や正規窓口で、自分が依頼した処理を確かめます。返済後に契約も終えたい場合は、完済と解約の違いを確認してください。
キャンセルしても、照会済みの申込情報がすぐ消えるとは限らない
CICの申込情報は、会社が新しい申し込みの審査のために信用情報を照会した記録です。保有期間は照会日から6か月間です。JICCも、申し込みに関する情報を照会日から6か月以内としています。
すでに照会が行われていれば、契約しなかったことだけで、その照会の事実がなくなるわけではありません。「キャンセルすれば申込履歴も必ず削除される」という前提で、短期間に何社も申し込むのは避けたいところです。
一方、申し込んだ瞬間に必ず全機関へ同じ情報が載るとも言えません。加盟先と処理状況によります。気になる場合は、申込先の同意条項で加盟機関を確認し、必要に応じて本人開示で事実を確かめます。
次の審査への影響を、決まった枚数や待ち期間だけで考えない
申込情報の登録期間は、次に申し込めば審査に通る日を示したものではありません。返済能力や現在の借入なども含めて各社が判断するため、キャンセル1回で必ず不利になる、6か月待てば必ず通る、といった基準はここでは示せません。
再び借入が必要になったら、今回取りやめた理由を先に整理します。必要額が減ったのか、返済計画が合わなかったのか、条件を読み違えたのかによって、次に確認する点が違います。短時間に申し込みを繰り返して結果を試すより、必要額と返す予定を確かめるほうが先です。
身に覚えのない申込記録があった場合は、自分のキャンセルの話とは分け、記録した会社の正規窓口へ確認してください。自分の記録を見ずに「悪い情報を消す」と持ちかける相手へ手数料を払う必要はありません。信用情報の開示と本人申告の手順をまとめています。