ATMで返した後、数百円だけ残っている。会員画面に「無利息残高」と出ている。これは、初回の30日間無利息とは別の扱いです。少額ならすべて返済不要になるわけでもありません。契約先がその残高をどう扱っているかを確認し、端数まで精算したい場合は対応する返済方法を選びます。
ATMで返した後の1,000円未満は、そのままでよいですか?
アコムやアイフルは、所定の1,000円未満の残額を、利息や返済期限のない「無利息残高」として扱います。ただし、残高が消えたり契約が解約されたりするわけではありません。
会社や返済方法によって例外があります。アイフルでは口座振替の登録がある場合、次の振替で精算される案内です。自分の残高表示と返済方法を確認してください。
出典:アイフルの無利息残高の案内。確認日は記事末尾に記載。
詳しい条件と手続きへこの記事の目次
無利息残高は「少額の借入が無料になる制度」ではない
アコムでは、ATMの返済が千円単位のため、返済後の残高が千円未満になった場合を無利息残高として扱うと説明しています。その残高には利息・手数料が付かず、支払期限も設定されません。
アイフルも、ATM返済後に1,000円未満となった残高について、利息と支払期限を設定しない扱いを案内しています。ただし、口座引落の登録がある場合には例外があります。
大切なのは、金額だけでなく契約先の処理です。「残高が900円だから、どの会社でも払わなくてよい」とは判断できません。通常の借入残高や未払利息のままなら、契約に沿った支払いが必要です。会員画面の表示と、契約先の説明を確認しましょう。
アコムとアイフルでは、次の利用や口座引落の扱いも確認する
表は左右にスクロールできます
| 項目 | アコム | アイフル |
|---|---|---|
| 生じる場面 | ATM返済の結果、残高が千円未満になる場合 | ATM返済の結果、残高が1,000円未満になる場合 |
| 利息・支払期限 | 利息・手数料は付かず、支払期限なし | 利息・支払期限なし。公式FAQでは完済扱いと説明 |
| その後の確認点 | 精算を希望する場合はインターネット返済か銀行振込 | 次回利用時に請求。利用しなければ請求なし |
| 口座引落がある場合 | 自分の契約の返済設定と引落予定を確認 | 登録がある場合は無利息残高にせず、次回引落で精算 |
アイフルの「完済扱い」という説明を、契約そのものが解約される意味に広げないようにします。借入枠を閉じたい、解約証明が必要、端数も含めて債務をなくしたい、という場合はその目的を伝えて手続きを確認してください。
この表は2社の通常の案内を比較しています。中小消費者金融など別の会社で同じ処理があるかは、その会社の公式案内や窓口で確認します。
残高12,340円をATMで返す例
説明のため、返済する時点で必要な総額が12,340円と案内され、ATMでは千円単位で返済するケースを考えます。12,000円を返すと340円が残ります。ただし、この340円が無利息残高になるかは、契約先と返済設定によります。
アイフルで引落口座を登録している場合は、公式FAQでは次回引落で精算する扱いです。そのため、ATMで大部分を返したからといって口座を空にしないようにしてください。実際の引落予定額を確認します。
反対に13,000円を入れて多く払えば、必ずその場で660円のお釣りが出るとも限りません。返済方法ごとに取扱単位が異なるため、端数を精算したい場合はネット返済や振込の可否を先に調べます。この例の340円や660円は仕組みの説明で、実際の精算額ではありません。
出典:アコム:無利息残高とは / アイフル:無利息残高と口座引落の例外 / アコム:返済方法・金額の確認 / アイフル:返済方法
端数まで返すときの手順
- 返済予定日の必要額を確認する。元金だけでなく、利息や手数料を含む精算額を会員画面や窓口で調べます。
- 円単位で返せる方法を選ぶ。アコムは、無利息残高の精算にインターネット返済または振込を案内しています。
- 振込先と名義、手数料を確認する。以前のスクリーンショットや検索広告ではなく、契約先の正規案内を使います。
- 入金が反映された後の残高を見る。送金完了と、契約先での精算完了を分けて確認します。
口座引落の直前に別の方法で払うときは、引落も実行されるかを確認してください。余計に払った場合の返金方法や日数も、契約先によって異なります。
端数を返すために、手数料のかかるATMを何度も使ったり、新しい借入で残高をまとめたりする必要はありません。利用できる無料の返済方法があるか、最初に確認するほうが費用を抑えられます。
出典:アコム:無利息残高とは / アコム:返済方法・金額の確認 / アイフル:返済方法
初回の無利息期間、完済、解約を分けて考える
「30日間無利息」などは、対象者や契約日・借入日を基準に一定期間の利息を取らないサービスです。無利息残高は、ATM返済後の端数に関する扱いなので、同じ言葉でも仕組みが違います。
残高が0円になること、会社の案内で完済扱いになること、カードローン契約を解約することも、それぞれ別です。今後使わないので契約も終えたい場合は、精算と解約を両方確認します。完済後の解約手続きと証明書も参照してください。
信用情報にいつ反映されるかを、会員画面の残高表示だけで断定することもできません。解約日や登録の内容が必要な場合は、契約先に確認し、必要に応じて本人開示で確かめます。少額の残高があるだけで次の審査に必ず落ちる、精算すれば必ず通る、といった判断はできません。